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投稿:2015年12月21日

【情報ご提供資料】 「メキシコの金融政策(2015年12月) 米国に追随利上げ、通貨安を警戒」

【情報ご提供資料】「メキシコの金融政策(2015年12月)
 米国に追随利上げ、通貨安を警戒【デイリー】」

: 三井住友アセット(PDF版はこちらをご覧ください。)



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メキシコの金融政策(2015年12月)
米国に追随利上げ、通貨安を警戒【デイリー】

2015年12月18日


【ポイント1】0.25%引き上げ3.25%に
大方の市場予想通りの利上げ

■メキシコ銀行(中央銀行、以下中銀)は17日、過去最低の3.00%としていた政策金利(翌日物銀行間レート)を0.25%引き上げ、3.25%とすることを発表しました。

■中銀は、米国の金融政策発表を考慮し、自国の政策発表の日程をその翌日に変更していました。16日に米国が利上げしたことや、その前後にメキシコペソが米ドルに対して下落傾向になっていたことなどから、市場では利上げを見込む見方が優勢でした。ブルームバーグの事前調査では、エコノミスト26名中21名が政策金利の0.25%引き上げを予想(5名は据え置きを予想)していました。


【ポイント2】通貨安を警戒
米国の金融政策を今後も注視

■中銀は、今回の利上げの目的をペソの無秩序な下落や物価の上振れなどを防ぐこととしました。物価が落ち着いている状況下でも、追随利上げを行うことで急激なペソ安を回避する意図があると見られます。

■声明文では、米国の金融政策を引き続き注視していく姿勢が示されました。今後も米国の緩やかな利上げに追随することが予想されます。


【今後の展開】メキシコペソは底堅い推移へ
■物価の落ち着き、低い金利水準、堅調な米国景気などから、来年以降メキシコの景気は緩やかな加速が見込まれます。中銀が通貨安定に配慮していることもあり、ペソは底堅い推移が期待されます。

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