【情報ご提供資料】教えて!Q&A「1月の注目イベント」
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1月の注目イベント2015年12月30日
Q:2016年1月の注目イベントは?
A:米国、ユーロ圏、日本の金融政策に変更はないと思われます。新興国では、高まるインフレと通貨防衛のための利上げの可能性が高まっています。 【ここがポイント】
<米国>
FOMC議事録要旨では利上げについてどのような議論がされたのかを確認。また、
雇用統計で引き続き20万人台の雇用増が維持されるかどうかも確認したい。月後半の
FOMCでは、金融政策の変更は行わないと思われる。
<欧州>
ユーロ圏の
CPIは11月に前年同月比+0.2%だったが、原油価格の下落を受け再び低下する可能性がある。現行の金融政策は維持される見通しだが、追加緩和の可能性は温存されており、市場にはプラス。
<豪州・その他>
トルコは、国内景気を重視した利下げと通貨安を防衛するための利上げスタンスとが拮抗しており、不透明感が強い。
ブラジルは通貨と物価を安定させるために追加の利上げに踏み切る可能性が高い。南アフリカも利上げの可能性が高まる。<中国・アジア>
中国の実質GDP成長率は前年同期比で+6.5%と前期の同+6.9%よりも低下する見通し。政府は+6.5%以上の成長率を維持するために政策対応を随時行っており、これ以上の悪化は避けられると思われる。
<日本>
日銀は金融政策を据え置くと見られるが、引き続き物価の基調と賃金の動きを注視する展開。
毎月勤労統計や
日銀さくらレポートなどで賃金動向を確認したい。今後は春闘を睨みつつ、賃上げの可能性が高まれば市場にとってはプラス。
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