【情報ご提供資料】教えて!Q&A「4月の注目イベントは?」
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4月の注目イベント2016年3月29日
Q:4月の注目イベントは?
A:中国、米国、欧州は1-3月期実質GDPで景気の拡大度合いを確認する月です。中国はやや下振れる可能性があり、政策期待が高まりそうです。日米ユーロ圏の金融政策に変更はない見通しですが、インドで追加緩和が期待されます。 【ここがポイント】
<米国>
マーケット環境の安定を見極めるにはまだ時間が必要で、
4月利上げは見送られ、早くても6月と見る。1-3月期実質GDPは前期比年率で+1.5%とややもたつく見通し。4-6月期は同+3.0%へ持ち直すと見ており、
景気の基調は大きくは変化しないと予想。
<欧州>
ECBは3月に発表した金融緩和を見見極める流れ。
ユーロ圏の1-3月期実質GDPは前期比年率で+1.3%の見通し。景気は新興国向け輸出や生産活動が低調だが、内需が底堅く推移しており、拡大傾向が続こう。
<中国・アジア・その他>
インドは財政再建の流れが固まる中、インフレ率も落ち着いていることなどから
RBIは4月に利下げに踏み切ろう。中国の1-3月期実質GDPは前年同期比で+6.4%の見込み。消費を喚起するような対策が打たれる可能性が高まろう。
<日本>
日銀短観では、マイナス金利導入後、企業が資金を借りやすくなるなど金融環境に変化が読み取れるかに注目。日銀は緩和効果を見極めるため
政策変更は行わないと予想。物価は3月にも小幅なマイナスに転じると予想され、
政策期待が高まる方向へ。
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