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投稿:2016年04月20日

【情報ご提供資料】 「最近の指標から見る中国経済 景気減速傾向にいったん歯止め」

【情報ご提供資料】「最近の指標から見る中国経済(2016年4月)
景気減速傾向にいったん歯止め【デイリー】」

: 三井住友アセット(PDF版はこちらをご覧ください。)



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最近の指標から見る中国経済(2016年4月)
景気減速傾向にいったん歯止め【デイリー】

2016年4月19日


【ポイント1】GDP減速は予想の範囲
3月の景気指標は回復

■2016年1-3月期の実質GDP成長率は前年同期比+6.7%と、3期連続の減速となりましたが、中国政府の2016年経済成長率目標「年6.5%-7.0%」の範囲内であり、市場予想通りでした。

■最近発表された3月の各種景気指標は、改善を示すものが目立ちます。中国政府による景気下支え策の効果が表れ、景気減速にいったん歯止めがかかってきたようです。


【ポイント2】製造業の景況感が改善
政策効果で投資が上向き

■3月の工業生産高は前年同期比+6.8%と1-2月の同+5.4%から大きく改善しました。製造業購買担当者景気指数(PMI)も50.2と8カ月ぶりに景気判断の節目となる50台に乗せました。

■2016年1-3月の固定資産投資(設備投資や建設投資の合計)の増加率は前年同期比+10.7%と、1-2月の同+10.2%から拡大しました。不動産開発投資も1-3月は同+6.2%と、1-2月の同+3.0%から伸びが加速しています。


【今後の展開】中国政府の景気下支え策により、16年前半は持ち直しへ
■中国政府が進めるインフラ投資が固定資産投資の増加につながり、金融緩和や住宅購入の規制緩和の効果が不動産開発投資の伸びに表れているものとみられます。これらの投資の回復に伴い、足元の生産活動に改善の兆しが出ているようです。

■中国政府による金融緩和政策や財政政策などが追い風となっています。製造業の景況感が改善していることから、当面景気は持ち直しの動きが期待されます。4-6月期の実質GDP成長率は前年同期比+6.8%に上向く見通しです。

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